小学校歌会:2026/4/22

2026/05/01

先日は小学校歌会を実施しました!

過去最多の歌数!いったいどんな歌たちだったのでしょうか?

たんけんたい 出ぱつします せんとうは 一ばんいい木、 みつけた 人ね

むらかみ

あめんぼを現したのはひらがなで学校には赤い虫かごがあった

宇治川千弘

牛乳を見るたび暗くよみがえるひろい教室ひとりの私

ヤノ

多様性、とか言いながらドラゴンの習字セットを振り回してる

横塚ひばり

少年は含羞みを伏せ柔らかな土を探しに校庭の外へ

段波

最初はグー プリンじゃんけん始まってぷにぷにの手を大きく振った

まなと

彫刻刀 削り過ぎればぼくの手がただの綿だとバレてしまうね

三國

春に絶滅できるなら本望かもしれないな 針がこわい私たちの治ることない舌足らず

緑川すに

世界ごと握りしめてる あのころの逆上がれない気持ちのままで

南

ニュートン算はきらいと云いいつつ解いてゆく少年は初夏の四肢をさらせり

渓響

にわか雨落ち葉だらけの帰宅路を駆け抜けていく子のおとしもの

はせがわ

青き日の芝桜踏むランドセルあなたはあなたらしく笑った

倉林

ぐわんぐわんと手すりを掴みやってくる鏡に二段飛ばしのわたし

今田きた

教卓を蹴り飛ばしても教卓は叱らないから帰れなかった

椎名十七

きらきらは手にしていてもう描いてあるさしっぱなしの代本板に

粟野かるな

人類は神も言葉も理解した あの子は避難訓練で泣いた

林

(暗かった。) 大きい三角定規だけ絶対触らせてくれなかった。

ねられぬ

竹馬がととと、と進む数瞬にたしかに揺れた銀のたてがみ

イヌイ

ねりけしを丸めてつくっただるまさん転んだら手当てをしてあげる

小池耕

勾配がついてきたかも指差しのそろう歩道にお香のにおい

岡遙菜

おそるおそる黄色いテープ踏み越えて密かに触れる春のストーブ

穂波ひつぎ